こんなにも変わる!LP内ボタンのマイクロコピー検証~Webマーケティングブログ#15


こんにちは!最近好きなデザートはフルーチェの「はまち」です。
私のイチオシはいちご味一択です。果肉がにくにくしてて美味しいんです。

今回はマイクロコピーに関するお話。
広告配信時にはもちろんSEO分野でも役に立つこと間違いなしなので必見です。GOGO♪

1.マイクロコピーとは?

簡単にはボタンの文言、ボタン直前の誘導文言、エラーページのメッセージなどのいわば”ちょっとした”文章のことを言います。

LP内の使用画像やファーストビューほど目立つものでは無いですが、ここに手を加えることで大きな数値の差がみられる場合があります。

例:通販サイトに会員登録するための誘導を目的としたページ

登録ページへの遷移ボタンの文言が以下の2つだった場合どれを押したくなるでしょうか?

▼パターン①

入会はこちら

▼パターン②

登録はこちら

どちらも根底にある意味合いに差はありませんが、文言1つでボタンのクリック率は大きく変化します。

この場合より登録ページに遷移させられるのはパターン②の方でしょう。

入会となると仰々しく感じ離脱率を高めてしまう可能性があります。

通販ページへの登録のように比較的ハードルが低い目的に関しては、手間を感じさせない文言を使うことをおススメします。

反対にクレジットカードの登録目的の際は、登録のような手軽さを感じる文言はミスマッチの場合も…。

クリック率は手軽さゆえに向上はしますが、その先の登録ページにてクレジットカード登録のように入力フォームが複数あると、LPと遷移先の内容に乖離が生じ離脱率を高めてしまいます。

そのため商材に合ったマイクロコピーを見つけるための検証が広告配信を成功させるカギになるのです。

LP構成を変更したりするほど手間がかからないので、PDCAの効率化も図れます。

実施していない方は今日にでも検証を!

2.実際の事例

弊社で実際に検証した事例を元に、マイクロコピーの影響力の大きさをお伝えします。

見積りサービスへの誘導LPでボタン前にマイクロコピーを挿入する検証

この案件に関しては地域を分けて配信しています。

今回追加したコピーは「〇〇秒でチェック」のような速さと手軽さを強調するものでした。

得られた結果として遷移率は大きく変化はないが、地域BのCVRが0%になったということ。

このようにただマイクロコピーを挿入しても良い結果だけが得られるとは限りません。

今回の地域Bの悪化要因としては、手軽さを訴求したマイクロコピーと遷移先の工数が合っていなかったことにあります。

ユーザーはすぐに見積もりを出せることを期待してボタンをクリックするため、遷移先にコレジャナイ感が出てしまい離脱率が増加してしまったのです(;´・ω・)

この結果から地域Bに関してはマイクロコピーを挿入しない方がよい判断になり、現在CVRは回復傾向にあります。

また地域Aに関しては現在異なるマイクロコピーで検証しており、CVRが3%以上改善しています。

この結果から、マイクロコピーを変えるだけで数値に良くも悪くも大きな影響があることがお分かりいただけたかと思います。

3.LPに文脈を持たせる

内容自体に文脈を持たせることはもちろんです。

しかしせっかく内容で読みやすい流れになっていても、遷移ボタンのマイクロコピーが違和感のあるものだとユーザーは離れていってしまいます。

離脱率が高まると広告費が無駄になってしまうので、広告配信のLPには読ませる内容に加えて遷移先へ繋げる文脈が必要になってきます。

LPには平均して3~4つほど遷移ボタンを設置しますが、ありがちなのは全てのボタンに同じマイクロコピーを使用してしまうこと…。

全て同じにしてしまうとどこかの文脈に合わないものが出てきて、それが違和感に繋がりLPとしての役目を果たせないものになります。

そのため各ボタンの前後の文脈に合わせて、文章の流れに合うマイクロコピーを用意します。

例えば前の文章が

● 商材の安全性を示すものだった場合
 →「安全性の高い〇〇を利用してみる」

● 業界シェア率No.1を示すものだった場合
 →「みんなが使ってる○○を利用してみる」

上記のようにマイクロコピーを工夫することでLP全体に文脈を持たせることが出来るのです。

マイクロコピーの重要性、お分かりいただけましたでしょうか。

これほどに手軽に検証できて結果に反映されやすいことはあまり無いので、是非広告配信での効果検証に行き詰った場合はお試しくださいませ。

では、はまちでした~