2020年の新卒入社4名は入社式もリモートワークで行い、研修もリモートワーク。
中途入社組も入社日のみ出社して、それ以外はリモートワーク。
去年入社したメンバーも、会社に出社して働いていた期間より、リモートワーク期間のほうが長くなってきました。
代表である私も、ここまでリモートワーク期間が長く続くことは想定しておらず、
「あまり長く続かないかも」とたかを括っていた3月から、「いよいよわからなくなってきたな」と社会環境への適用を人事含めて全面的に見直さないといけなくなり、参考事例のないまま、1年間突っ走ってきました。
そもそも弊社にはリモートワーク体制は必要だった
コロナ禍の影響から激速でリモートワークを推進してきましたが、
社員比率でいうと女性社員が多く、今後のスタッフの人生や社会環境から
会社組織として、スタッフの人生を豊かに送ってもらいたいことからも
在宅勤務は必要になることはそもそも想定していました。
私も3人娘がいる父として、育児の面で協力できているとは言い難く
ヘルパーさんや学校期間を使っているとはいえ、妻に負荷を大きく期待している状況です。
スタッフの家庭環境もありますが、若い女性社員を採用している時点で、在宅勤務で離職しないでいい職場環境にシフトすることは重要だったので、そういう部分ではコロナ禍の唯一の良かった点と認識しています。
リモートワークから再認識できた権限移譲の意味
マネジメント、新規事業の立ち上げ、権限移譲。
一人前のビジネスパーソンになるために必要といわれる3つの経験といわれます。
その中で権限移譲を経験する人は、意外と少ない。
理由としてはその段階まで行くことが難しい等、様々でしょうが、リモートワークはこの3つを、急速にスタッフに求める事になりました。
20代の管理者が多い弊社にとっては、フォローアップを経営陣全員で実施しないといけなくなりました。
その中で、特に権限移譲については「任せた点については一切介入しない」の元、実施します。
「一切介入しない」が「一切介入できない」or「介入が難しい」状態になってきたときに現状の報告(チームの状況)、今後の展開を開拓・提示するスキルが全社員に求められました。
オンラインコミュニケーションというコミュニケーション
リモートワークが始まって2ヶ月ほど経ったとき、スタッフから「ブレストが格段に減った」という声を聞くようになりました。
理由としては、オンラインコミュニケーションに不慣れな点とリモートになったことで管理者の業務が一気に増えた点が挙げられます。
要は直上上司がものすごく忙しくなった。
テキストとビデオでやり取りするといっても、出社時にわかった「表情」を汲み取りにくく、お互いが気疲れするようなりました。
また、オンラインコミュニケーションだと、社内だと上司の意見が通りやすく部下の発言が極端に減ることもわかりました。
なんでかと思ったら、1人しゃべると全員黙ってしまうんですよね笑。
そもそも「働く」ってどういうことなんだろう
また、リアルな問題として家賃の問題も浮上。
年間で何千万もの家賃を現在「放置」している状態になります。
緊急事態宣言も延長となり、ますます会社に出社する必要がない。
今日も1人出勤(月初だから)。
リモートワークで勤務すると、社員みんなの顔が見えにくくなりました。
私も働きだして20年以上経ちますが、改めて「働く」意義を悶々と考える時間が増えたように思います。
お金のために働くということも確かにありますが、
社長ってこともあるのでしょうが、
私自身は「働くこと」自体が凄い楽しいと思ってます。
じゃ、何が楽しいのか。
個人的には、デジタル領域がどのように変わっていくのか興味が強く、
「広告」が凄い好きです。
広告主と一緒に、マーケティング業務で企画したり、企画がユーザーに有意義だったりすることも快感ですが、
何より、スタッフの成長が楽しいです。
その楽しさを追い求めて
日々働きたいと願ってがんばってるのかもしれませんね。
さいごに
4月にグループ全体で13人の新入社員がジョインしてくれます。
大学最後の年に急速に世の中が変わっていって不安もあるかもしれませんが、
私達は楽しみにお待ちしています。
入社式は全員会って会えるといいなぁ。
いかがでしたか?
こんなアップデイトで「働きたい」とおもった貴方!
私達は業務に秀でていて、人柄の良い人材と一緒に働いて共に成長したいと願っています。